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小学生の英語学習について考える

By NanahoshiAkira, 2017年4月13日

じゅくちょうです。
小学生の保護者の英語に対する意識が過熱気味です。
「ブームを後押ししている業界の人間が何を言うか」というご指摘があるかもしれませんが、私なりの考えを述べてみます。

小学校の低~中学年から英語学習は必要か?

さまざまな意見があるが、授業(=英語を勉強する)という観点から考えると、低~中学年からの英語の授業は不要だと思う。
理由は3つある。
1つめは教科として教えると、先生は「評価をする(成績をつける)」必要が生じる。そのために、評価できるアウトプット(結果)が児童から得られるように先生は教えることになる。
このこと自体を批判するつもりは毛頭ないが、低~中学年の言語(英語)学習には向いていないと思う。なぜなら楽しくないからだ。外国語(英語)に「慣れる」だけなら、従来通りチャンツなどを活用して総合の時間などに組み込む方がはるかに慣れ親しむことができるだろう。
2つめは、低~中学年の何割かの児童が上手に日本語を使いこなせていない(書けない、読めない、話せない、聞けない)現状があるのに、外国語教育に時間を割いている余裕はないと考えるためだ。余裕があるなら国語(日本語)にもっと学習時間を充ててもらいたい。
3つめは自身の経験からきたものだ。
私は海外代理店の技術サポートをする部門に勤務し、トラブル対応や技術講習で英語を使っていた。その時に母国語(日本語)の大切さを身にしみて感じた。
英語が世界の共通語といっても、9割以上の国では第2外国語である(母国語ではない)。すると難しい単語がお互いに分からないため、平易な表現と相手が理解できる単語を使う必要がある。
ここで必要になるのが「伝えたいことを言い換える能力」である。ネイティブや英語に堪能な人であれば「英語で言い換え」られるだろう。でも、日本人や英語が第二外国語の人はどうするか、というと「ー度母国語で考えて言い換える」ことが多い。
小さい子どもに説明するときのことを思い浮かべてもらえば理解してもらえると思う。伝えたいことを言い換えるためには「豊富な語い」と「様々な表現力」という知識が必要だ。つまり、それは母国語(日本語)で必要なことである。

結論として、教室で指導している経験もふまえると、小学生の英語学習は、低~中学年からでなく高学年からで十分であると考える。

次回は「小学生の英語学習で注意すべきこと」について書く予定です。

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