中学生とスマホとゲーム|所沢市小手指の塾 | 小手指進学セミナー
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中学生とスマホとゲーム|所沢市小手指の塾

By NanahoshiAkira, 2017年7月13日

1学期の期末テストも終わり、中学生はこれから始まる夏休みを心待ちにしていることでしょう。
4月の新学期の始まりと同じように、これからスマホを手に入れる中学生が増えるのではないかと考えています。
そこで、中学生とスマホとゲームについて述べてみます。
※スマホといっても、実際にはアプリと組み合わせて使っている。ここでは「スマホを使う・いじる」 とは「SNSなどコミュニケーション系のアプリまたはゲームをスマホで使う」という前提で述べます。

スマホは中学生から必要か
私は(残念ながら)必要だと考える。

ずいぶん昔の話で恐縮だが、「ナイフやカッターは危ない」からと子どもに触らせなくなったら、いつのまにかナイフやカッターを使えない子供が増えてしまった、そのような話を聞いたことがある。
確かに「ナイフやカッターは危ないもの」であるが、それは「使い方を知らない」からであって「ナイフやカッター」はただの道具でしかない。この点では、スマホも道具であることに違いはない。

社会には様々な人間関係があり、私たちはいろいろな方法で周りの人とコミュニケーションを図っている。
ここ数年で、インターネットを介したコミュニケーションの方法(ここではデジタル・コミュニケーションと呼ぶ)が爆発的な広がりをみせている。(チャット、Twitter、Facebook、Youtube、LINEなど)
そしてこのデジタル・コミュニケーションは、他人とコミュニケ-ションを取る一つの手段として、形が変わっても将来に渡って必要となる可能性が高い。つまり言葉遣いや周りへの気遣いと同じように、デジタル・コミュニケーションも社会人に必要な能力となるだろう。

これらを考慮すると、精神的にも子どもを守ってあげられる少年・少女の時期に、保護者がスマホを与えて「使い方やルール、マナーを教える」必要があると考える。

スマホに取り憑かれるとどうなるのか
通塾しているお子さんを見ていると、大まかではあるが4つのステージ(段階)があるように思われるので、それらについて説明する。
※ご注意
これらのステージの説明はあくまでも私の主観であり、実際には2つのレベルにまたがっているお子さんがいたり、精神的な成長に伴うまたは中二病の時期でスマホが原因でなくても同じように見えるケースもありえる。従って、あくまでもお子さんの状態を測る一つの指標として考えて欲しい。
ただし、定期テストの点数の変化については、塾で把握している数字を元にしているため概ね当たっていると考える。

レベル1
親に言われるとスマホの利用をすぐにやめる。スマホやアプリに勝手にパスワードをかけたりしない。SNSの内容も親に気兼ねなく見せたり話す。
定期テストの点数は本人の実力通りで、大きな変化はあまりない。

レベル2
親に言われても「ちょっと待って」などと言って、スマホをいじるのをすぐに止められなくなる。パスワードをかけて、親が勝手に見られないようにする。
家での一日の生活がスマホ中心になっていく(ゴハンは急いで食べて、ダラダラとスマホをしている、など)。
スマホ以外のことに無頓着になる(スマホはいくらでもいじっているが、部屋の片付けをする時間がない、忘れ物が増える、提出物が遅れる、など)
定期テストの点数が少しずつ下がり始めるが、本人は「大丈夫」と思っている。

レベル3
スマホをいじる時間が生活の中心となり、その合間に食事や勉強を「こなす」ようになる。夜遅くまでスマホをいじるようになる。
寝不足気味になり、家に居ても不気嫌な時間が多くなる。親が注意すると、すごく怒ったり過敏に反応する。忘れ物が増える、時間に対してルーズになる。
定期テストの点が急降下する。

レベル4
スマホ中心の生活となり、暇さえあればスマホをいじっている。場合によっては親に隠れて夜遅くまでスマホをいじっている。そのため慢性的な睡眠不足になり、遅刻、忘れ物が増える。授業中もつい寝てしまうので、授業のペースについていけなくなる。テスト勉強で机に向かっても集中力が続かず眠ってしまうため、定期テストの点が上がらず、下がる一方になる。
顔に生気がなくなる。惚けたような笑い方をするようになる。キレやすく(感情的になりやすく)なる。

スマホを使い始めた子供に対応する
1)本人任せにしない
「本人任せ/自己管理」は絶対にしてはいけない事である。
大人ですら、嗜好品(しこうひん)のようなタバコやお酒、甘いもの、体重管理などを自己管埋することが、とても難しいのは周知の通りである。
まして子どもが、自分でスマホの利用時間を管理するのは難しい、というよりほぼ困難(不可能)である。
従って、子供に文句は言われても保護者が子どものスマホ利用を管理するほうが、うまくいくケースが多い。

2)母親と父親(夫婦)が力を合わせて対応する
母親がフルタイムの共働きも多くなってきたが、子どもの世話や日々の躾はお母さんが担当している家庭が圧倒的に多い。スマホについてもお母さん任せになりがちであるが、お父さんも積極的に関わるほうがうまくいくようである。
次項でも触れるが、ルールを決める、理由をしっかり説明して叱る(感情的に怒らない)、スマホを取り上げる決断をする、などはお父さんのほうが得意な場合が多い。(もちろん逆のケースもある)
役割分担をしながら、お父さんとお母さんが協力して子どもに対応すべきである。

3)ルールを決めて目に見えるようにする
親子だとどうしても口約束になりやすい。そして、口約束ほどアテにならないものもない。
社会人になれば、アパートの賃貸契約、雇用契約やローン契約など様々な契約(=書面での約束)を結ぶことになる。少し早めに体験させると考えて、子どもと「スマホの使い方やルールを明文化し約束する」のもー案である。この時に、子供を少し「大人扱い」してあげると、気を良くして約束してくれる(体験談)。
さらに家族会議を開いて、スマホのルールを親子で話し合い、決まったルールと守れなかった時のペナルティを紙に書き出しておくのも有効な方法である。

スマホの誓い(書面のサンプル)

・電話は自分の部屋でもOK。
・メールやLINEはリビングでしか使わない。
・寝るときはリビングの充電器にスマホを置いておくこと。
・スマホを学校・部活で持っていくときは、中学校、部活の先生の
 ルールに従うこと。
・定期試験は五教科で400点以上を維持すること。
・親が支払う費用は以下の通り。
 ・スマホ本体の分割払い代金
 ・基本通話使用料(プラン××)
 ・データ通信料(プラン名)
 その他にかかった金額(留守番電話代、超過した通話代など)は、
 自分で払うこと。
・やむを得ない場合に親がメールや通話履歴を見ることがあること。

上記が守れない場合、親がスマホを預かったり、解約することがあります。
上記を理解し守ることを誓います。

誓いの日:

署  名:<子どものサイン>


3DSの誓い

・3DSはリビングでしか使わない。
・自分の部屋には持っていかない。
・リビングに充電器を置いておくこと。
・寝るときはリビングに置いていく。
・定期テスト2週間前からテスト終了日まで使わない。
・お母さんルール 以下について3回以上母から注意を受けた。
 1.食べたもの、脱いだ衣類、洗濯した衣類の放置
 2.部屋のものの散乱
 3.学校通信物の提出忘れ
●新しいゲーム(ソフト)を買うときは事前に親に了解を得る。
●定期試験では五教科で410点以上(または学年12番以内)を維持する。
●3DS関連のグッズやゲーム(ソフト)を友達と物々交換しない。
■学校や部活には持っていかない。かばんに入れておく、こっそり持っていくのもダメです。

上記が守れない場合、以下のペナルティが課されます。
「・」の項目・・・「一週間」親が3DSを預かります。
「●」の項目・・・「次の定期テストまで」親が3DSを預かります。
「■」の項目・・・ 即座に取り上げ売り払います。また就職して自分で買えるようになる
までゲーム類は買えません。

上記を理解し守ることを誓います。

誓いの日:

署  名:<子どものサイン>


4)ルールを破ったら必ずペナルティを与える
学校でも会社でも必要なルールは守らなければならない。家庭でもこれは当然同じで、この一線が守られないと親子間の信頼(緊張)関係にヒビが入ったり、ルールがなし崩しになってしまったり、子どもがルールを守らなくなったりする。
家族で決めたことはしっかり守ってもらい、約束を守らないとどうなるのか(=ペナルティがあること)を子どもに分かってもらうことは、子どもが成長していく上でとても重要である。

「スマホがないと<私だけ>友だちと連絡がとれない」とか「部活の予定が分からなくなる」などと反撃してくる場合もある。
このような時は、「親のスマホに連絡してもらいなさい」「親にスマホを止められているから連絡できない、と友だちに言いなさい」など対応方法を説明して、ルールを守らせることが子どもの将来のためにも大切である。

参考になる本
スマホが子供に与える影響については、脳科学者の川島隆太氏と「齋藤メソッド」で著名な齋藤孝氏の対談書に詳しく書かれている。その本を一読すると、保護者には大いに参考なるのでお勧めしたい。
以下、致知ブックレット「素読のすすめ」ページより引用

「日本人が本を読まなくなったといわれて久しい。川島隆太氏は脳科学者の立場から読書離れとスマホ中毒の悪影響に警鐘を鳴らし、素読の必要性を訴えてきた。齋藤孝氏もまた数多くの素読の実践をベースに、その意義を伝え続けている。素読は私たちの脳にどのように作用し、どのような効果を生むのだろうか。お二人の対談から見えてきたのは素読で人を育てた先人の優れた知恵と、反対にスマホやSNSの驚くべき弊害だった――。」

川島隆太氏いわく「スマホやSNSを使えば使うほど学力は下がります。それは睡眠時間や勉強時間とは関係ありません」
齋藤孝氏いわく「文章を素読するのは素朴なようでも、学習力をキープしていく上では、とてもいい方法なのです」
引用元:致知出版社 オンラインショップ

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